世界三大だしスープのうち、2つはアジアにある!?
優れた料理のあるところに、極上のだしあり。
日本にはグルタミン酸を含む昆布のだし、イノシン酸を含む
煮干しやかつおぶしで取る「だし」があります。
昆布とかつおぶしで取るだしは、2種類の旨み成分が
合わさって、おいしさも相乗効果!
フランス料理にはコンソメがあります。肉と野菜で丁寧に取った、
黄金色のスープはその店のシェフの腕前を端的に表すメニューです。
そして中国の上湯(シャンタン)。
広東料理ではすべての料理のベースになる、澄んだだしスープで、
金華ハムや丸鶏、牛、豚など贅沢な材料を煮込んでつくります。
これが世界三大だしです。
その他のアジアの国では、だしの素兼具材として、骨つき肉や有頭海老、貝など、
よくだしのでる材料を他の材料と一緒に煮たり、炒めたりしていることが多いようです。
ベトナムの家庭では、骨つき豚肉をゆっくりと煮込んだスープが基本だしとなりますが、
食材が豊富なので牛肉や鶏肉、魚でとることもあります。
また、味に奥行きを持たせるために、これら肉、魚介類のサブ食材としてスルメ、
干し海老、干し貝(ホタテ貝柱、はまぐり、あわびなど)をプラスすることもあります。
ベトナムは海産物にも恵まれているので、乾物が数多くあるのです。
そして忘れてはならいないのが、ヌックマム。カー・コムと呼ばれる小さなイワシを
発酵させてできるヌックマムは、旨み成分もたっぷり。
調味料兼だしのサブとしての役割を果たしてくれます。